5月の終わりになると、晴れた日は暑く、雨の日は湿度が高く、職場や電車では冷房が入り始めるなど、一日の中でも肌を取り巻く環境が大きく変わります。そして6月の梅雨に入ると、「ベタつくのに乾燥する」「毛穴が目立つ」「夕方のメイクが崩れる」「肌がなんとなく重い」といった悩みが増えやすくなります。
梅雨対策というと皮脂やテカリばかりを考えがちですが、大人肌では湿気・汗・冷房・紫外線・乾燥が同時に重なることがあります。だからこそ、5月末の段階でスキンケアを“夏仕様へ一気に変える”のではなく、今の肌を見ながら少しずつ調整することが大切です。
湿気が高い=肌がうるおっている、ではない
梅雨になると空気が湿っているため、「保湿は軽くていい」と思う方がいます。しかし、湿度が高いことと肌に必要なうるおいが保たれていることは同じではありません。外では蒸し暑くても、電車やオフィスでは冷房で乾燥し、頬や口元だけつっぱることがあります。
朝にTゾーンがベタつくからといって、顔全体の乳液やクリームを急にやめると、乾きやすい部分がさらに不安定になることがあります。鼻やおでこは軽く、頬や口元は必要な量を残すなど、部位別に調整する考え方がおすすめです。
梅雨前の毛穴は“皮脂・角栓・乾燥”を分けて考える
気温と湿度が上がると、鼻やおでこの皮脂が気になりやすくなります。その結果、毛穴が急に増えたように感じる方もいます。しかし毛穴の見え方には、皮脂だけでなく角栓、乾燥、キメの乱れ、ハリ不足、メイク崩れなども関係します。
鼻の角栓やざらつきが中心なら毛穴洗浄を検討できます。一方で、頬の毛穴やファンデーションの毛穴落ちが気になる場合は、洗浄だけでなく保湿やLDMを含む肌管理も考えた方がよい場合があります。
朝の洗顔を強くしすぎない
朝起きた時にベタついていると、皮脂を完全に落としたくなります。しかし洗顔後すぐに頬がつっぱる、口元が粉っぽくなる場合は、洗い方や洗顔料の量を見直してもよいかもしれません。
熱いお湯を使う、泡を長時間のせる、タオルで強くこするなどの習慣があると、必要以上に肌へ負担をかけることがあります。梅雨前は“さっぱりさせること”だけを目標にせず、洗った後の肌が快適かどうかまで確認してください。
メイク崩れ対策はスキンケアの量から見直す
梅雨に入ると、鼻のテカリ、頬の毛穴落ち、口元の粉浮きなど、部位ごとに違うメイク崩れが起こりやすくなります。崩れるたびにパウダーを重ねるだけでなく、朝のスキンケア量やファンデーションの厚さも確認しましょう。
保湿が多すぎてTゾーンが動きやすくなっている場合もあれば、乾燥して頬だけファンデーションが浮いている場合もあります。顔全体を同じ方法で仕上げるより、部分的に調整する方が自然に見えることがあります。
冷房が始まる前に“隠れ乾燥”の準備を
6月以降は冷房の効いた室内で過ごす時間が長くなります。外は湿気が多いのに、室内では頬や目元が乾燥するという環境差が起こります。この時期に「夏だから保湿はいらない」と切り替えてしまうと、皮脂と乾燥が同時に気になる状態になりやすくなります。
重いクリームが苦手なら、量を減らす、ジェルや乳液タイプへ変えるなど、使用感を調整する方法があります。保湿をゼロにするのではなく、自分の肌と環境に合う形へ変えていくことがポイントです。
角質ケアを増やしすぎない
ベタつきや毛穴が気になる季節になると、スクラブ、酵素洗顔、拭き取り化粧水、ピーリング系美容液などを増やしたくなる方がいます。しかし、複数の角質ケアを同時に行うと、乾燥や刺激感が出た時に原因が分かりにくくなります。
ざらつきやツヤ不足が中心ならララピールやダイヤモンドピーリングなどを検討することがありますが、自宅での角質ケア頻度も含めて調整することが大切です。サロンとホームケアを別々に考えないようにしましょう。
紫外線対策は梅雨でも続ける
雨や曇りの日が増えると、日焼け止めを塗らない日が出てくる方もいます。しかし天気が不安定な季節でも、日中の紫外線対策を習慣として続けることが大切です。
朝の日焼け止め、長時間外出する日の塗り直し、帽子や日傘など、無理なく続けられる方法を選びましょう。肌管理をサロンで頑張っていても、毎日のUV対策が抜けると遠回りになりやすくなります。
6月のサロンケアは“今の悩み”から選ぶ
毛穴が気になるなら毛穴洗浄、ざらつきやツヤ不足ならララピール、乾燥・毛穴・ハリ不足が複合しているならLDMというように、肌状態に合わせて施術を選びます。何となく毎月同じメニューを受けるより、その月の肌に合わせて調整する方が合理的です。
メニューを決め切れない方は、メニュー選び完全ガイドも参考にしてください。サロンでは、施術前に今の悩みを一緒に整理することができます。
MORI先生が5月末に伝えたいこと
20年以上エステの現場にいると、梅雨になると突然「毛穴が汚くなった」「皮脂が増えた」と慌てる方が毎年いらっしゃいます。でも、5月末から肌の変化を予想しておけば、6月に入ってから慌てる必要はありません。
洗いすぎない、保湿を全部やめない、紫外線対策を続ける、角質ケアを重ねすぎない。そして気になる悩みだけプロのケアを使う。この基本ができていれば、梅雨の美容は難しく考えすぎなくて大丈夫です。
大東市・住道で梅雨前の毛穴、皮脂、乾燥、LDM、ララピールなどの肌管理をご相談したい方は、HOT PEPPER Beautyからご予約ください。5月の終わりを“6月の肌を整える準備期間”として活用していきましょう。
