
PHOTOFACIAL KNOWLEDGE BASE / PROFESSIONAL PRACTICE
光フェイシャル施術経験から見るカウンセリング専門ガイド
機械を使えることと、肌を読めることは別。
MORIが何を聞き、何を見て、なぜ光を選ぶ・選ばないのかを言語化しました。
光フェイシャルの機器を操作できることと、光フェイシャルを選ぶ判断ができることは別です。お客様が「毛穴が気になる」「くすんで見える」「ハリがない」と言った時、その言葉をそのまま光施術へつなげるのではなく、原因を分ける必要があります。
LE BOIS SPAでは20年以上美容の現場で肌を見てきたMORIが、予約されたメニューを予定通り行うことより、その日の肌に必要な施術を選ぶことを重視しています。光を選ぶ日もあれば、LDM・毛穴洗浄・ララピールへ変える日、施術を見送る日もあります。
MORI’S PRINCIPLE
「光を受けたい」は相談の入口で、施術の結論ではない。
毛穴・乾燥・日焼け・ホームケア・他施術まで見て、今日光を選ぶ理由を組み立てます。
01|最初に聞くのは「どこが、いつ、どう気になるか」
「毛穴」「くすみ」「ハリ」という言葉だけでは施術は決まりません。小鼻だけなのか、頬なのか、顔全体なのか。朝は気にならず夕方に目立つのか。鏡なのか写真なのか。具体的な場面を聞きます。
02|CASE 01「毛穴が気になる」
小鼻・あごに角栓が見えるなら毛穴洗浄、頬の乾燥毛穴ならLDM、毛穴とくすみ感・ハリ不足が広く重なるなら光フェイシャルを比較します。毛穴という一語でも、施術は三方向以上に分かれます。
03|CASE 02「肌が暗く見える」
乾燥やキメの乱れで光が均一に見えにくいならLDM、肌全体の印象として毛穴やハリ不足も重なるなら光フェイシャルを比較します。白さだけではなく、肌のどこが“暗く見える理由”になっているかを見ます。
04|CASE 03「ハリがない」
乾燥が強いハリ不足ならLDMを優先することがあります。毛穴・くすみ感も一緒に気になるなら光フェイシャルを比較します。ハリという言葉だけで光を固定しません。
05|CASE 04「前撮りまで3週間」
初回か継続中か、通常照射・ダブル照射の経験があるか、他の美容予定、日焼け予定、現在の肌状態を確認します。残り日数だけで施術を詰め込みません。
06|CASE 05「全部同日にやりたい」
毛穴洗浄、ララピール、LDM、光フェイシャルなど全部気になる方ほど一日にまとめたくなることがあります。しかし、施術数を増やすほど何が必要だったのか分かりにくくなります。
今回は角栓、次回は肌全体、乾燥がある日はLDMだけなど、優先順位を分けることがあります。
07|CASE 06「前回ダブル照射だったから今回も」
前回と今回で季節・紫外線量・乾燥・ホームケア・他施術が同じとは限りません。前回のメニューをコピーするのではなく、前回後の肌と現在の肌を比較します。
08|日焼け・赤み・乾燥がある日は施術予定を変える
予約していても、日焼け後の赤み、強い乾燥、刺激感、皮むけなどがあれば光フェイシャルを見送ることがあります。機械を使うことより肌状態を優先します。
09|ホームケアを聞かずに光は決めない
レチノール、ピーリング美容液、スクラブ、酵素洗顔、日焼け止め、最近変えた化粧品などを確認します。施術日だけを見ても、肌へ加わる刺激は判断できません。
MORIのカウンセリング順序
- 一番気になる悩み
- 気になる部位・時間帯・場面
- 乾燥・赤み・刺激感
- 毛穴の種類
- 日焼け・紫外線予定
- ホームケア
- 直近の美容施術
- イベント予定と照射経験
通常照射かダブル照射かを決めるのは、この後です。
10|写真は“大きく見せる”ためではなく記録する
比較写真を使う場合は、照明・距離・表情をそろえます。変化を演出するためではなく、前回どこを気にしていて、次回何を優先するかを見るための記録です。
11|施術記録があるから前回と違う判断ができる
前回通常照射だった、ダブル照射だった、LDMと組み合わせた。大切なのはメニュー名ではなく、その後どう感じたかです。記録を残すことで、同じ施術を繰り返すのではなく、前回との違いを見つけられます。
12|施術経験を“回数”だけで終わらせない
施術数が多いことは、それだけでは専門性ではありません。光を選んだケース、別施術へ変えたケース、照射数を減らしたケース、見送ったケースを次の判断へ反映して初めて経験になります。
13|よくある質問
予約したら必ず光フェイシャルを受けますか?
いいえ。当日の肌状態や悩みを確認し、別メニューや延期を提案することがあります。
自分で通常照射かダブル照射を決める必要がありますか?
ありません。目的・肌状態・過去の施術経験から一緒に考えます。
何を伝えればいいですか?
気になる部位・直近の日焼け・他施術・普段のホームケア・イベント予定を具体的に教えてください。
LE BOIS SPA PROFESSIONAL STANDARD
施術経験は、同じ照射を繰り返すためではなく、違いを見分けるためにある。
光を選ぶ・外す・通常にする・ダブルにする・延期する。その判断を記録し、次回へ反映することがLE BOIS SPAの専門性です。