7月になると、鼻の角栓や黒ずみ、頬の毛穴が急に目立つように感じる方が増えます。気温と湿度が高くなり、汗や皮脂が増える一方、室内では冷房による乾燥も起きやすくなるため、顔の中で“詰まり”と“乾燥”が同時に進みやすいからです。
毛穴が気になると、全部を汚れだと思って強く洗ったり、毛穴パックやスクラブを増やしたりしがちです。しかし、鼻の角栓と頬の毛穴では原因が違うことがあります。7月の毛穴ケアは、まず部位と見え方を分けて考えることから始めましょう。
鼻を触ってざらつくなら角栓を確認
鼻を触った時にざらつく、白い角栓が見える、ファンデーションを塗ってもポツポツが残る場合は、皮脂や古い角質などによる詰まりが関係していることがあります。
こうした場合は毛穴洗浄を検討できます。ただし、一度毛穴洗浄を受ければずっと詰まらないわけではありません。クレンジング、洗顔、保湿まで含めて日常の毛穴管理です。
黒ずみが全部“汚れ”とは限らない
鼻が黒く見えると、角栓を押し出したくなる方がいます。しかし、毛穴の影、産毛、皮脂、メイク残りなどでも黒っぽく見えることがあります。
拡大鏡で見るほど毛穴は大きく見えます。自然な距離で鏡を見て、触るとざらつくのか、メイク時だけ目立つのかを確認しましょう。黒く見える=必ず取る、という考え方は避けたいところです。
頬の毛穴は冷房乾燥で強調されることがある
頬の毛穴が縦に見える、夕方になるとファンデーションが入り込む、洗顔後に毛穴が目立つ場合は、角栓ではなく乾燥やハリ不足が関係している可能性があります。
このタイプに毛穴パックやスクラブを重ねると、さらに乾燥することがあります。乾燥・毛穴・ハリ不足が重なる場合はLDMを含む肌管理を検討する方法があります。
汗をかいた後に何度も洗顔しない
暑い日は外出するだけで汗をかき、顔を洗いたくなる回数が増えます。しかし、洗う回数を増やしても角栓がなくなるわけではありません。
汗は押さえるように取り、帰宅後は通常のクレンジングと洗顔で整えましょう。熱いお湯や強い摩擦を避け、洗顔後は早めに保湿してください。
クレンジングを“毛穴マッサージ”にしない
毛穴が気になると、小鼻へクレンジングを長時間なじませ、何分もマッサージする方がいます。しかし、長時間こすれば角栓が全部取れるわけではありません。
クレンジングはメイクや日焼け止めを落とすためのものです。使用方法と量を守り、必要以上に小鼻を触らないようにしましょう。
皮脂が多くても保湿をゼロにしない
夏はべたつきが嫌で、化粧水だけで終わらせる方もいます。しかし、頬や口元がつっぱるなら必要な部分だけ乳液やジェル、クリームなどを足しましょう。
Tゾーンは軽め、頬は丁寧にというように、顔の中で保湿量を変えて構いません。全顔へ重い保湿をすることと、保湿をまったくしないことの中間を探すことが大切です。
角質ケアを毎日重ねない
酵素洗顔、スクラブ、拭き取り化粧水、ピーリング美容液など、毛穴向けと感じるアイテムを同じ日に全部使う必要はありません。
肌が安定していてざらつきやツヤ不足が中心ならララピールなどを検討できますが、自宅とサロンの角質ケアが重ならないようにしましょう。
日焼け後の赤みがある日は毛穴ケアを休む
7月は海、プール、レジャーなどで強い紫外線を浴びる機会が増えます。肌に赤みやほてりがある場合は、毛穴パックやピーリングを急がず、まず肌を休ませてください。
強い痛み、水ぶくれ、腫れなどがある場合は美容施術ではなく医療機関への相談を検討しましょう。
7月の毛穴は“取る”と“守る”を使い分ける
鼻の角栓のように取るケアが必要な部分と、頬の冷房乾燥毛穴のように守りながら整える部分があります。同じ顔の中でも一つの方法に統一しないことがポイントです。
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