3月になると、「頬は乾燥しているのに鼻やおでこはテカる」「夕方になるとTゾーンは崩れるのに口元は粉っぽい」というご相談が増えてきます。冬の乾燥が残る一方で気温が上がり、皮脂を感じやすくなるため、一つの顔の中で“乾燥とベタつき”が同時に起こりやすい時期です。
この状態になると、テカリを抑えようとして顔全体をさっぱり洗い、保湿まで減らしてしまう方がいます。しかし、乾きやすい頬や口元まで同じようにケアすると、つっぱり感やメイクの粉浮きが気になることがあります。春先は“顔全体を同じにしない”ことが大切です。
鼻のテカリだけで肌質を決めない
鼻やおでこに皮脂が出ると、自分は脂性肌だと思い込む方がいます。ただし、洗顔後に頬がつっぱる、口元が乾燥する、目元に細かな乾燥感があるなら、顔全体が同じ状態とは限りません。
スキンケアは、Tゾーンと頬で量を変えることができます。鼻やおでこは乳液・クリームを少し軽く、頬や口元には必要な量を残す。この小さな調整だけでも、春先の使い心地が変わる方がいます。
朝の洗顔を強くしすぎない
朝起きた時の皮脂が気になると、洗浄力の強い洗顔料で長く洗いたくなることがあります。しかし、洗顔後に頬がつっぱるなら、皮脂を落とし切ることだけが正解ではありません。
ぬるめのお湯を使う、泡を長時間のせない、タオルでこすらないなど基本を見直しましょう。鼻のベタつきと頬の乾燥を同時に考えることが、3月の洗顔では重要です。
朝の保湿は“メイクとの相性”まで見る
乾燥が怖くて朝からクリームを厚く塗ると、Tゾーンでは日焼け止めやファンデーションが動きやすくなる方がいます。逆に、崩れたくないからと保湿をほとんどしないと、頬や口元が夕方に乾燥することがあります。
保湿後に少し時間を置いてから日焼け止めや下地を重ねる、Tゾーンだけ量を減らすなど、朝は“肌を守ること”と“メイクが安定すること”の両方を見るとよいでしょう。
夕方の毛穴落ちは乾燥も関係する
夕方に頬の毛穴へファンデーションが入り込み、点々と目立って見える時、皮脂だけが原因とは限りません。乾燥やキメの乱れ、ハリ不足があると、ベースメイクが均一に見えにくくなる場合があります。
この場合、さらに洗顔や毛穴パックを強くするより、保湿や肌全体のコンディションを見直す方がよいことがあります。乾燥・毛穴・ハリ不足が重なるなら、LDMを含む肌管理も選択肢です。
鼻の角栓は別に考える
一方で、鼻を触った時にざらつく、角栓が見えるという場合は、実際に詰まりが中心のことがあります。その時は毛穴洗浄を検討する方法があります。
ただし、頬まで同じように“洗浄が必要”と考えないことが大切です。鼻は角栓、頬は乾燥というように、一つの顔の中でも施術の目的が違うことがあります。
春先に角質ケアを増やしすぎない
ベタつきや毛穴が気になると、酵素洗顔、スクラブ、拭き取り、ピーリング美容液を一気に増やしたくなる方がいます。しかし、頬が乾燥している状態で角質ケアを重ねると刺激を感じることがあります。
ざらつきが中心で肌が安定している場合にはララピールなどを検討できますが、“皮脂が出る=削る”という発想だけにならないようにしましょう。
夜は乾燥部分を少し丁寧に
日中に鼻がテカっていても、夜の洗顔後には頬や口元が乾燥していることがあります。夜はメイク崩れを気にする必要がないため、乾きやすい部分へ保湿を丁寧に行うとよいでしょう。
ただし、美容液を何種類も重ねる必要はありません。使い慣れた保湿を適量使い、翌朝の肌を見ながら調整してください。
MORI先生が春先のテカリで見るポイント
20年以上お客様の肌を見ていると、「私は脂性肌です」と言われた方の頬がかなり乾燥していることがあります。鼻の状態だけで顔全体の肌質を決めてしまうと、スキンケアが合わなくなることがあります。
3月は、冬の乾燥と春の皮脂が同時に出やすい時期です。顔全体を一つのルールでケアせず、鼻と頬、朝と夜で微調整する。これだけで美容はかなりシンプルになります。
大東市・住道で3月の乾燥、皮脂、毛穴、LDMなどの肌管理をご相談したい方は、HOT PEPPER Beautyからご予約ください。ベタつきと乾燥を分けて、今の肌に合うケアを一緒に整理していきましょう。